弁当作りで一番効いているのは「詰め方」より「段取り」だった
夜ご飯と弁当は別々に作っているわけではなく、日曜の夕方にまとめて一気に調理している。理由は単純で、平日は調理する時間が取れないので必然的に日曜にまとめることになるのと、材料を一括で使い切った方が、業務用スーパーやディスカウントストアでの割安な買い方がしやすいからだ。一人暮らしでも、まとめて使う前提なら量を気にせず買える。この記事では、その日曜の段取りから、弁当箱ごと冷凍して昼に食べるまでの流れと、衛生面で気をつけていることを書く。
日曜の段取り:買い物から調理まで約2時間15分
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 17:30 | 買い物に出る |
| 18:30 | 調理を始める |
| 19:45ごろ | 調理が終わる(約1時間15分) |
調理中に意識しているのは、自分の手がかからないが、時間だけはかかるものを優先して先に始めることだ。炊飯器、圧力鍋、電子レンジを使って、その間に別の料理を並行して進める。
1週間の流れは次のとおり。
| いつ | 内容 |
|---|---|
| 日曜の夕方 | 買い物と調理(夕食用と弁当用をまとめて作る) |
| 月〜金の昼 | 弁当(月〜金の5日分を作るが、実際に持っていくかはその日の仕事の都合による。弁当は金曜の昼で食べ切る) |
| 月〜木の夜 | 日曜に作った夕食(木曜の夜分まで) |
| 金曜の夜 | 外食 |
「洗い物を減らす動線」で弁当箱に直接冷凍
一番効果を感じているのは、詰め方そのものより調理中の段取りだ。おかずを作ったその場で小分けのカップに取り分けているが、このタイミングで夜ご飯用と弁当用を同時に振り分け、弁当用のカップはそのまま弁当箱に移し替えてしまう。そのまま弁当箱ごと冷凍庫に入れておけば、朝は弁当箱と保冷剤を保冷バッグに入れるだけで準備が完了する。
この振り分けを後回しにせず「作った直後」にやることで、洗い物の回数自体が減る。弁当用のタッパーと弁当箱、両方を洗う必要がなくなるからだ。
弁当箱は、電子レンジで使えるもので、購入した店で選べる中ではできるだけ大きいものにしている。洗うのを見込んで、2個でローテーションしている。弁当箱のサイズに合わせて冷凍庫のスペースを決め打ちできるので、管理もしやすい。
入れるおかずは、焼き魚が多い。そこに、切り干し大根やちょっとした野菜の副菜を足して、スペースが余れば冷凍食品を1〜2品入れる。葉物野菜は長期保存に向かなそうなので、そもそも使わないことが多い。
持ち運びから食べるまで
| 場面 | 私のやり方 |
|---|---|
| 朝 | 弁当箱を冷凍庫から出し、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れる |
| 保冷 | 大きめの保冷剤を2個 |
| 職場での置き場所 | 机の上 |
| 温め直し | 電子レンジ600Wで1分30秒 |
職場では電子レンジで温めてから食べている。気をつけているのは、詰めすぎないことだ。詰めすぎた時は、加熱ムラが出やすい。それでも、カップ麺などが連続するよりはマシだと思っている。
衛生面の基本:公的機関の情報と、自分のやり方の照らし合わせ
弁当箱ごと冷凍する、と聞くと衛生面を心配されることもある。農林水産省や東京都の資料には、弁当の食中毒予防のポイントとして次のようなことが書かれている。
- 冷ましてから、ふたを閉める。温かいうちにふたをすると冷めるまでに時間がかかり、細菌が増えやすい。
- 中まで十分に加熱する。肉や魚は中心部までしっかり加熱する。
- 作ってから食べるまでの時間を短くする。持ち歩くときは保冷剤や保冷バッグを使う。
- においや味がおかしいと感じたら、食べない。黄色ブドウ球菌の毒素は、通常の加熱ではなくならないとされている。
私のやり方に当てはめると、調理後は粗熱を取ってから冷凍し、持ち運びでは保冷剤2個と保冷バッグを使い、昼は電子レンジで温め直している。冷凍した弁当を持ち運ぶことについての具体的な時間や温度の基準は、参考にした資料には載っていなかった。このため、上の原則をできる範囲で守る形にしている。温めたあとは、中心まで熱くなっているかを確かめて、足りなければ追加で加熱するのが安心だと思う。
傷みやすさで並び順を決める
彩りは、よほど偏りがない限りはあまり気にしていない。それより気を配っているのは傷みやすさで、痛みやすいおかずは週の前半に食べるようにし、調理後は粗熱を取ることを徹底している。彩りが足りないと感じた週は、gen-recetaのAI献立提案で「重視すること」から彩りを選んで考えてもらうようにしている。自分で毎回意識するより、必要な時だけ機能に任せる方が続けやすい。
困ったこと
- 加熱ムラ。詰めすぎた時によく起きる。詰めすぎないことが対策になる。
- 弁当だけの特別な調理は増やさない。夕食の調理の延長で、取り分けるタイミングを変えるだけにしている。日曜の調理時間そのものを増やさないための決めごとだ。
冷凍庫の使い方の全体像は、冷凍庫の使い方について書いた記事にも書いている。ふるさと納税の魚を弁当にする方法は、こちらの記事にまとめた。
参考にした情報
- 農林水産省 近畿農政局:お弁当の食中毒予防のポイント(中まで加熱、冷ましてから詰める、保冷)
- 東京都保健医療局の資料:お弁当の食中毒予防(冷ましてからふたを閉める)、お弁当の食中毒予防ポイント(保冷、においや味の確認)
時間や加熱の長さは、私の使っている弁当箱・電子レンジでの目安。環境や季節によって変わるので、状態を見て判断してほしい。