VBAを少し触った程度の非エンジニアが、1ヶ月でアプリを作った話
gen-recetaを作る前、プログラミングの経験と呼べるものは、ほとんど無かった。学生時代に、卒業論文でVBAを少し触ったことがある程度で、アプリ開発のようなまとまったコードを書いた経験は無い。作り始めたきっかけや、運営者としての紹介は、運営者についてに書いた。ここでは、どう作ったかを具体的に書く。
使ったAIと、役割分担
| 担当 | やったこと |
|---|---|
| Google Gemini | 開発の方針と計画、アプリのロゴ、タイトル |
| Claude | コードを書く |
| 私 | アイデア出し、機能の取捨選択、使い勝手の確認 |
基本は、AIに聞きながら、分からないことをその都度確認して進めた。
作った順番
- レシピ帳の機能
- AIによる献立の提案
- 買い物メモの集計
- そのほかの役立つ機能
- ホーム画面
レシピ帳から作り始めて、ホーム画面は最後にした。
期間は約1か月、実際に作業したのは7日ほど
公開できる形になるまでに、約1か月かかった。ただ、これはAIの利用量の上限(トークン)が回復するのを待つ時間を含んでいて、実際に作業したのは7日ほどだ。
費用は、できるだけ無料で
「できるだけ無料で作る」ことを、テーマにしていた。それでも、アプリを公開するためのクラウドサービスに、約4,000円かかった。便利な機能やサービスほど利用料金が発生することが多く、凝った機能を足すたびに、どこかで費用の壁にぶつかった。そのたびに、「本当に必要な機能か」「文字だけで代わりにできないか」を考え直した。レシピの画像機能を入れなかった判断も、根はここにある。
つまずいたこと
エラーは、その都度AIに確認しながら進めたので、思ったほど多くなかった。むしろ手間がかかったのは、私の配慮が足りなかった部分だ。たとえば、画面に戻るボタンを置き忘れていて、あとから追加した。動くかどうかとは別に、使う人がどう操作するかを考える部分は、自分の担当だった。
今も分からないこと
コードは、今でも分からない。アイデア出し以外の、実現できるかどうかの判断は、ほとんどAIに任せている。それでも、判断の基準は、終始「自分が日曜に作り置きをする一人の生活者として、本当に欲しい機能かどうか」だった。画像機能を削って文字だけにしたことも、AIへの指示をタグ選択にしたことも、技術的な都合ではなく、自分が困っていた感覚から逆算して決めている。
実際に手を動かして形にしてみると、知識が無いことは、案外大きな障害にならなかった。わからないなりに、必要な機能から一つずつ作る、というやり方の方が、余計な機能を作り込みすぎずに済んだと思っている。