お役立ちコラム

レシピを「どこに書いたか忘れる」問題への、身も蓋もない結論

レシピは元々、紙のノートに手書きで記録していた。ただし、書くのは複雑な手順のものだけで、8年ほどの一人暮らしで、ノート2冊分ほどだ。

ノート→スマホメモ→転記、という二度手間

困っていたのは、ノートを持ち歩けない外出先で、レシピを思いついたり見つけたりした時だ。その場ではスマホのメモアプリに書き留め、帰宅してからノートに書き写していた。1件の記録は、紙だと5分ほどかかる。スマホで直接入力すると、2分ほどだ。

この転記作業自体がちょっとした手間で、自分は何とか続けられていたが、続けられる人の方が少ないのではないか、という感覚がずっとあった。

一元化して分かったのは、「思い出すコスト」が減ること

ノートとスマホメモに分散した状態から、1箇所にまとめる形に切り替えて分かったのは、効果が出るのは「探す時間が減る」ことよりも、「思い出すコストが減る」ことの方だった。散らばっていると、献立を考える時に「あの料理、ノートに書いたはず」と、記憶を辿るところから始まる。この負荷が消えて、初めて、それがどれだけ負担だったかに気づいた。

もう一つ変わったのは、ノートを持ち歩かなくてよくなったことだ。外出先の隙間時間に、ふと献立を考えられるようになった。

手順は、動作が分かる書き方にする

今のアプリでの記録は、料理名・材料・手順を、数行の文章でまとめるだけの形式だ。写真がないので、手順の文章は、動作が想像できる書き方を意識している。

手順に書くこと書き方の例
切り方材料ごとに、切り方を書く
火の強さと時間「中火で2分、しんなりするまで」のように、強さと時間と、目安の状態を書く
材料を入れるタイミングどの材料を、どの段階で入れるかを書く

「炒める」とだけ書くより、この3つを書いておく方が、後から見て、迷わず再現しやすい。

材料の分量は、人数に応じて自動で計算するか、固定量のまま変えないかを、材料ごとに選べる。これは、買い物と分量計算について書いた別の記事の気づきを、そのまま仕様にしたものだ。

フォルダ分けは、要望があって後から足した

レシピのフォルダ分けは、使う人からの要望があって、あとから実装した。私は、主菜・副菜・汁物・弁当用などに分けて使っている。レシピが増えるほど、献立を決めるときに、フォルダから選べる方が楽になる。

写真を入れていない理由

写真を載せられた方が便利だという人は、多いと思う。それでも今のアプリで画像機能を入れていないのは、開発・運営の費用の面もあるが、私自身が、文字だけで流れの概略が分かれば十分だったからだ。そのため、写真がなくて困ったことは、今のところない。

ただ、料理に慣れていない人には、写真があった方が分かりやすいだろうとも思っている。

続けられる形を優先する

レシピを一箇所にまとめておくと、献立を考えるときの選択肢が一覧できる。ただし、続けられる形にしておかないと、結局また別の場所に記録が分散していく。凝った入力欄や豪華な見た目より、続けられる手軽さを優先する、というのが、今のところの結論だ。

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